秋が近づいてくると冬眠に向けて準備する熊との遭遇率も上がってきます。
僕も何度か熊に遭遇したことがあって、その時は相手(熊)との距離も確保できていたので事なきを得ましたが、この歳になってやはり生身での遭遇は避けるべきと思うようになりました。
僕たち釣り人は常に熊との遭遇リスクとは隣り合わせの遊びですから、いざという時に命を託す熊避けスプレーは信頼できるものでありたいと思うのです。
では、どの熊スプレーなら信頼できるのかを調べに調べ、各銘柄の噴射実験の様子も確認したうえで押さえておきたいポイントを考察してみました。
皆さんもご自身の命を預ける大切な道具ですから、検討の際には参考にしてみてください。
◎熊スプレーを選ぶ際に押さえておきたいポイント◎
■EPA登録の有無
いざという時に自身の命を守るための道具なので信頼のおけない熊スプレーであってはいけません。
米国環境保護庁(EPA)認証取得の有無は熊スプレーを選ぶ際の重要事項です。
1999年よりEPAに登録されている有効成分を最大レベルで配合し、熊をはじめとした、複数の動物に対する確かな効果が実証されています。
厳しい基準を満たした、信頼性の高い商品です。
■カプサイシン(カプサイシノイド)含有率が2%以上あるか?
→含有率が低いものは言わずもがな熊へのダメージが少なく危険です。有効な成分含有率の目安は2%以上〜とすると良いでしょう。
UDAP熊撃退スプレーは主要成分カプサイシノイド(MC)を2.0%配合しています。
■噴射範囲・噴射時間
スプレーを噴射した際の煙幕形成範囲や噴射時間も非常に重要です。
熊スプレーを謳っている商品の中には、この点が非常に怪しい商品も多いため慎重に選定する必要があります。
まず噴射範囲はもちろん遠くに届き、煙幕の形成範囲が広いほうが標的に当たりやすいのは言うまでもありません。
そして注意しなくてはいけないのは噴射時間については必ずしも「長い」方が良いとは言えないところです。
熊スプレーの缶の容量はメーカーによって多少大きさに違いはありますが、携帯性を考慮すると容量自体は大きく差がありません。
噴射時間が長いということは噴射力が弱いことを指すので、瞬時に煙幕形成することが出来ず熊に命中させることが難しくなる傾向があります。
逆に噴射時間が短いものは、内容物を瞬時に噴射することで広い範囲に煙幕形成しやすくなります。
UDAP熊スプレーはショットガンのように広がる拡散噴射が特徴で、最大噴射距離は12m(40フィート)を確保しています。
また、スプレー液はオレンジ色に染色されており、噴射している範囲が目に見えやすいメリットもあります。

併せて検討したい「Afterglow製ベアスプレーホルスター」
UDAPの熊スプレーは純正ホルスターが付属していてお得感が満載ですが、この純正には難点がいくつかあります。
一つはホルスターを取り付けることができるベルトなどの幅に制約があります。
例えばシムスウェーダーに付属しているウェーディングベルトの場合はベルト幅が広く、厚手の生地のため取り付けが出来ないケースが多いです。
取り付け可能なベルトのサイズに制約があること、そして取り付けた場合にもやや不安定でスプレー本体を落としかねないのです。
もう一つがホルスターからスプレーを取り出す時の取り出しやすさです。
純正ホルスターはスプレー缶にピッタリフィットした形状故に取り出しの際の摩擦が強く、スムーズに取り出しにくいのが難点でした。
これらを一気に解決してくれるのがAfterglow(アフターグロー)から販売されているベアスプレーホルスターです。
がっしりとしたホルスターですが、解放する際はオレンジの紐を引っ張るだけで瞬時に解放でき、取り出しやすい。


最近モデルチェンジをして第二世代に進化したアフターグロー製のベアホルスターは、スプレー缶のサイズに合わせてホルスターのサイズが調整可能な仕様になっています。
また、ホルスターを取り付けるベルトに合わせて調整も可能ですから、お使いのスプレーやベルトにアジャストしやすい。
熊スプレーだけでなく、専用のホルスターもしっかり検討していざという時のために備えてみてはいかがでしょうか。



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小さな釣具屋モノクローム(Fishing Gear Monochrome)
〒501-5122 岐阜県郡上市白鳥町為真166-2
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