御母衣湖レイクフィッシングスクール2025(14日目・15日目)

FISHING SCHOOL

4/13時点の水位は738m、前の週と比較して水位が6m程度上昇しました。

連日多くの釣り人が訪れている御母衣湖ですが、釣り場のプレッシャーもかなり高くなり全体を見ても厳しい釣果のようですね。

そんな中でしたがご参加いただいたお客様にも頑張ってロッドを振っていただきました。

スクール14日目

14日目のお客様は愛知県からお越しで、常連のN様とM様。いつも二人で仲良く御母衣湖に通われる心優しいアングラーです。

お二人は御母衣湖への思い入れも強く、お互いに御母衣湖での目標サイズを語ってくださいます。

ここ2週間ほどの間はプレッシャーがとにかく高いので、魚の反応を得るのがとにかく大変です。

今回はみんなで有効打となるルアーを探りながらひたすらランガンする作戦で行きました。(体力勝負です笑)

昨年もスクールに参加して頂いているお二人。前回までの復習と、まだ説明しきれていない部分も含めていつもの流れでスクールを開始。

朝一のミノーイング、表層〜中層のスプーニング、ボトムの釣りと様々なレンジを手持ちのルアーで探りながら場所を転々としました。

御母衣湖の絶景を楽しみながら、そこにいるであろう大型のトラウトに挑みます。

天候は晴れで暖かい一日。水色も少し濁りが入って条件としてはこの上ない状況でしたが、連日大勢の釣り人が訪れる御母衣湖のハイプレッシャーで魚の反応は薄いです。

一度こうなってしまうと口を使わせるのも至難の技なのですが、M様がジャックガウディで会心の一尾をキャッチ!尺上の美しい陸封サツキマス(シラメ)をキャッチしました。

手前の駆け上がりをチェイスしてきて足元でのヒットだったようです。

ヤマメとアマゴが混生する御母衣湖ですが、今年はいつもよりサツキマスが多い気がします。

その他にはウグイのヒットがあっただけで、トラウトからの反応は薄いままスクール終了となりました。

帰り道、参加者のお二人と地元の「やま森マルシェ」に立ち寄って美味しい屋台料理を頬張って帰路に着くのでした。

スクール15日目

15日目のお客様は富山県からお越しで、常連のM様とご友人のM様の2名で参加です。

今回はお客様と事前に相談した上で場所を変更し、スクールを開催してきました。

普段多用しているボトムの釣りから一変し、今回はサーフェイス(表層)ゲームをメインに釣りを組み立ていきます。こうやって異なるフィールドに出向くことで、それまでとは違う釣り方を体験し、自分の引き出しを増やしていくことにも繋がります。

この日の天候は終日雨。

いつもより夜明けが遅れましたが、朝イチは薄暗い時間帯から釣り開始。

すでにちらほらとライズがあり、魚の気配は十分です。朝イチはいつものようにミノーの使い方を説明していきます。

ミノーはオススメのO.S.P./ ASURA II 925F/SPを使って解説させて頂きました。当スクールではお客様に貸し出す為のレンタル阿修羅ボックスを用意しています(笑)

阿修羅のアクションパターンを幾つか説明していると早々にタキガヒラにヒット。かなりコンディションの良い陸封サツキマスが釣れました。

開始4~5投くらいでしょうか。説明していたら早々に釣れた43cmの陸封サツキマス。ふ、太い…。

お客様もミノーは阿修羅に絞って、カラーをローテーションして魚の反応を伺います。

カラー変更するとすぐに魚の反応があったりする事に気づいたM様は、こまめにカラーとアクションを変更して見事2バイト、1キャッチ。尺上の陸封サツキマス(シラメ)でした。

カラーチェンジが功を奏してキャッチ。ルアーはASURA II 925F(黒金サイトスペシャル)
朱点が美しい岐阜のアマゴ達。スモルト化した銀色のボディがたまらんです。

1箇所目で反応がなくなったので場所移動、2箇所目を1時間ほど探るも反応が無く早めに移動する事に。

3箇所目を最後のポイントと決めて再び場所移動しました。

2箇所目はシャローエリアだったのに対し、3箇所目は比較的水深が深いエリア。

時刻は11時頃でしたが、雨はまだまだ降り続いていました。

まだ表層でチャンスがあると考えてミノーイングからスタートするとタキガヒラに良型がヒット!

46cmの陸封サツキマスが釣れました。(オスなのでとてもイケメンです)

魚の姿が見えると全員の体温が一気に上昇。全員でミノー、スプーンを使いながら表層〜中層をメインに探っていきます。

M様に再度バイトがあったり、ライズが確認できたりと反応はあるのですがヒットには至らず。

ミノーイングを継続していたタキガヒラが41cmの陸封サツキマスを追加したところでタイムアップとなりました。

Monochrome95SRF(仮称)、ASURA II 925SPでキャッチした陸封サツキマス。46cmと41cm。
開発中のハンドメイドミノーMonochrome95SRF(仮称)も方も上々です。

同じミノーを使っていてもアクション次第で釣果に直結するのが釣りの面白いところです。

スクールでは僕も隣で竿を出させていただくスタイルでやっていますが、僕自身もお客様のルアー操作を見ながら日々勉強しております。

(ちなみにスクール中も人のルアーの操作などは実はめちゃくちゃ見ながら釣りしています。日々勉強です。)

人の釣り方を見ながら釣りする事で、自分の思い込みで試していなかったパターンを発見するきっかけになる事があるからです。

釣り人は誰でも隣で誰かが釣った時、何のルアーを、どのように使っていたかが気になると思います。

釣れた現場に居合わせることで得られた情報はSNSや雑誌などの文字媒体から得られた情報よりも、もっと貴重な体験・財産になるのだと僕は思っています。要するに百聞は一見に如かず、という事ですね。

僕自身もお客様と釣りすることで学びを得ています。お客様も同じように学びを得て、互いに切磋琢磨できる関係でありたいと常日頃考えているのです。

長くなってしまいましたが、今日はこんなところで。

今回も大変お疲れ様でした!

=今日のアイテム=

小さな釣具屋モノクローム(Fishing Gear Monochrome)

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