高いグリップ力を発揮するフェルトソールですが、フェルトの摩耗(すり減り)はどうしても付きものです。
僕が足繁く通う長良川水系も鮎が苔を喰むような岩盤地帯が多く、フェルトでなければならない事も多いのですが、フェルトは濡れた流木などに対しては食いつきが弱くグリップ力が低下する傾向もあります。
シムスのウェーディングブーツはアフターメンテナンスも充実していて、面倒なフェルト交換にも対応してくれるのが魅力ですが、フェルト交換の頻度も出来るだけ減らしたいのが釣り人の本音。
そんな時にはフェルトの摩耗を抑え、濡れた流木などに対してもグリップ力を発揮しやすいハードバイトスタッドがおすすめです。
今回はハードバイトスタッドの取り付け方法も紹介していきたいと思います。
ハードバイトスタッドの取り付け方法
シムスのハードバイトスタッドは20本入りなので、今回は20本をどのように配置していくのが効果的かご紹介できればと思います。
①まず最初に位置決めをします。
手でスタッドを摘んで、ギュギュっとビスの先端を捩じ込み位置の仮決めをします。この時点で左右対照を確認します。
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フェルトソールはほとんどの方がつま先と踵(かかと)からすり減っていく傾向があります。
ですので、おすすめの配置はつま先と踵に5本ずつ、均等に配置するパターンです。
以前スタッドを少しでも節約しようと各箇所4本ずつにしてみたこともありますが、結果的には摩耗が早かったので各箇所5本ずつ(計20本)を打つことをお勧めしています。
つま先と踵以外の部分は摩耗が少ないので、僕としてはスタッドを打つことはあまり無いのですが、歩き方やフィールドの地質によってはすり減り方にも差があると思いますので色々試すのも良いかと思います。
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②仮決めしたスタッドを打ち込みます。
インパクトドライバーを使用する場合はインパクトドライバー本体だけあれば打てるのも嬉しい設定です。ビットスリーブのまま直接打ち込みます。
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③施工完了
これで施工完了です。とても簡単!
フェルトの摩耗抑制とフェルトだけでは補いきれないグリップ力を強化して、今シーズンも安全に釣行しましょう。
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ビブラム用のスタッドバイトは現在欠品中ですが、フェルト用は在庫がございます。
フェルトがすり減る前にぜひご検討くださいませ。
=今日のアイテム=
※ビブラム用ハードバイトスタッドは現在欠品中です

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