水位状況
先週末は土日連続で各1名のスクールを行いました。
どちらのお客様も愛知県からお越し頂きました。御母衣湖までの所要時間を伺ったところ、名古屋からであれば高速道路を使ってジャスト2時間で御母衣湖まで来れたそうです。
道中も快適なため、週末に気軽に通える距離との事でした。
最近の傾向としては好天が続き、一気に春めいた気温になって釣果もかなり聞こえるようになってきた御母衣湖。
日中の岸際での水温は8~9度とかなり良い水温です。
釣果は午後に集中する傾向が強く、水温が上昇するタイミングでヒットが連発しているようです。
3/12時点での水位は719m。3~4日の間で50㎝程度の減水で、水位はかなり安定しています。
ただしその後、雨が降って庄川が増水したため水位が若干上昇しています。河川から濁りが入ったので数日間は濁りが残るでしょう。
今回はヒットシーンの撮影が出来たので、簡単な動画レポートも作成しました。
スクールの雰囲気など是非参考にして頂ければ幸いです。
それではスクールの様子を見てみましょう。
3/11のスクールの様子
フィルソンのフィッシングベスト、シムスのキャップがお洒落な今回のお客様。
普段は長良川の本流アマゴ、サツキマスを狙って郡上まで通っているとの事ですが、ダム湖での釣りは未経験との事。
ジギングメインでやりたいとの事でしたので、スクール開始からジャックガウディを結んで一日中ジャックガウディで通しました。
湖での釣りはボトム到達までのフォールの待ち時間が退屈で嫌われる方も多いのですが、メタルジグを使えばよりスピーディにボトムへ到達し、1キャストあたりで100回程度はしゃくれるので、水中で魚を誘う時間が長いのが特徴です。
要するに、通常の湖の釣りよりも圧倒的に待ち時間が少なく、魚を誘う時間に費やせるのでオススメの釣法です。
なによりも、魚の見えないディープレンジでヒットさせた魚の手応えは一度覚えてしまうとやめられません!
午後になり、お客様に最初にヒットしたのは30後半の良型イワナ。ルアーはジャックガウディのPタイプにホログラムシートを貼ったものでした。
しゃくり方の善し悪しで釣果が大きく分かれるジギングの釣りですが、本スクールではしゃくる際に意識するポイントを解説しながらやらせてもらっています。
ここ数回スクーリングをしてみて、男性の方であれば平均して1時間ほどでしゃくり方を覚えていかれますが、しゃくり方の強弱に個性はあります。
ジグさえ正しく操作できているのであれば問題ないと思いますが強いて言えば、魚の活性に合わせて強弱やフォール時間を調整し、魚の反応を伺った方が理想と考えています。
その後あれよあれよと魚をヒットさせていくお客様。
今回のスクールでイワナを3尾、ニジマス1尾をキャッチされました。
私にもジャックガウディで30㎝ほどのヤマメがヒットしました。
ダム湖では基本的にスモルト(銀毛)のヤマメが釣れますが、たまにパーマークのある個体が釣れます。
スモルトの個体はパーマークが無く、背びれの先端が黒く(ツマグロ)、瞳の周りの星(黒い点)がありませんが、今回釣れた個体はこれらに該当する要素が一切ない河川残留タイプのヤマメ。
シラメが降海するときに一緒に付いてきてしまったのか、ダム湖の中が快適なのかしばらくダム湖での生活をしているようで体色が銀色になりつつありますね。
お魚って本当に面白いです。
この日は、一日通してジグを追うような反応は多々あるものの、ショートバイトが多くルアーに触らない魚か触っても掛からない魚が多くありました。
14時~15時頃に活性が上がったようで針掛かりするバイトが連発。
私にも40㎝のイワナと、39㎝のサクラマスが釣れ、合計3尾の釣果でした。(イワナは撮影前に逃亡されました笑)
御母衣湖の宝石を眺めながら撮影する時間は幸せなひと時。
3/12のスクールの様子
この日のお客様も長良川フリークスの方でした。6~7月には本流アマゴ、サツキマスを追いかけて郡上まで足しげく通うそうです。
他にもソルトウォーターの釣りもお好きな方で、太平洋から日本海まで横断することも多いのだとか。
そんなフットワークの軽いお客様は知多市からほとんど下道で御母衣湖までお越しになられました(驚)
スクールの参加の動機について伺ってみると、今回のスクールがジギングメインだったのが参加の決め手だったとの事。
たしかにトラウトをメタルジグで釣るって普段なかなか無いですものね。
お客様はモノクロブログを良く読んでいただいているとの事で、ジャックガウディ以外にもブログを参考にミノーやスプーンも準備してみえました。
せっかく準備もしてきていただいたので、ミノーやスプーンの使い方から解説することに。
朝一は魚も浮いてるので、ミノーイングでシャローレンジ(浅いタナ)から探っていくと45㎝程のイワナのチェイスも確認できましたが、口を使わず…。
見えているだけに悔しいですが、魚はちゃんと居るのが確認できて期待も高まります。
そのあとはスプーン。縦の誘いで釣るタイプのスプーン(プルーラ12g)をご持参いただいたので、そちらの使い方を解説しました。
そしてメインのレイクショアジギング。ボトムの取り方、魚を誘うときの注意点、ジグの操作方法など順に解説しながら実釣開始。
魚がジグを追う感覚はあるもののバイトには至りません。私に一度だけルアーの着底寸前でモゾッとしたバイト!竿を立てて聞いてみると竿がゴゴンっと曲がりました。
遠投したかなり沖合のボトムでヒットし、回収していると重量があって浮いてこない、サイズ感はなかなかのもの。
が、しかし足元に沈んだ見えない立ち木に絡み取られてグッバイさよなら(泣)
お魚をお見せすることが出来ませんでした…。
その後も掛かり切らないバイトはたまにあるものの、ほとんどが追うだけで触ってこない…。最近の傾向では午前中にこのパターンが多いので少し早めに昼食をとって期待値の高い午後に備えることに。
午前中も曇りでしたが、午後になるとさらに雲が厚くなり少し肌寒い気温になりました。
日中の水温は8~9度で良い温度なのですが、日光があるのと無いのでは魚の活性も大きく変わるようで、一向に活性が上がってきません。
ポイントをランガンしながらより反応のいいところを探していきますが、お客様待望のヒットはシラメ1尾。その後サイズアップを目指し時間いっぱいまで頑張りましたがタイムアップでした。
お客様はとても優しい方で、厳しい反応の中でしたが来週からも御母衣に通いたいと言ってくださいました。
来週以降も滝ヶ平は御母衣ダムにいますので、水位状況や釣果状況などスクール参加者の特権として気軽にお聞きくださいね。
今後も御母衣湖の宝石に出会うためのサポートを続けていきますのでどうぞよろしくお願いします。
ご参加いただき大変有難うございました。
モノクロブログを読んでいいなと思っていただいた方はブックマークもよろしくお願いします!
今日はこんなところで!
コメント
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