今週は5日目の段階では御母衣湖の魚影は薄かったものの、週末にかけて天候も安定したことで魚が一気に動き出し生命感のなかったエリアにも突如として魚からの反応が得られるようになりました。
3月の三週目にしてようやく水位・水色・天候も安定し、御母衣湖も本調子になってきましたね。
(3/23時点の水位は715m、先週と比較してもあまり大きな水位変動は無く安定しているようです。)
良型の釣果も良く聞こえるようになってきて、御母衣湖はたくさんの釣り人で賑わっていました。
スクール5日目
5日目のお客様は愛知県と岐阜県からお越しのS様とI様がお越しになられました。
S様とI様は会社の同僚で、お休みを平日に調整して頂いてご参加いただきました。
直前まで御母衣湖の状況が回復しておらず、フィールドを変更してのスクールとなりましたが、天気予報が外れ、途中吹雪にもなる厳しい条件となりました。(山の天気はやはり変わりやすいですね汗)

朝一はライズがあるものの、チェイスなどの反応は薄く、遠目に小さくコツンと当たるようなバイトのみ。
スクールはミノーイング、スプーニング、ジギングをそれぞれ操作などを解説・練習しながら魚の釣れそうなポイントを数箇所ランガンしました。
みんなでたくさん歩き回りましたが、天候の影響もあって魚のヒットもなく厳しい1日となりました。
最後に冷えた体を温めるモツ鍋を食べて頂いてスクールが終了。
湖の釣りは簡単に釣れるわけではないですが、要点さえ押さえれば40cmクラスのトラウトが再現性高く釣れると考えています。
参加いただいたお客様にはこれを機に、手の震えるようなトラウトとの出会いが訪れるまで挑戦していただければ私も嬉しいのです。


スクール6日目
6日目の参加者は岐阜県内より個別の申し込みのS様とN様がお越しになりました。
S様は湖初挑戦。以前よりジギングに興味があり申し込みをいただきました。
N様は今季から湖に挑戦されていますが、スクール前にもご自身で御母衣湖に訪れてみえる(前回スクールでもフィールドでお会いしました)、真面目なアングラーです。

減水期の御母衣湖はダムに沈んだ村の跡地を見ることができ、遺跡のような雰囲気を醸し出すフィールドです。石垣や住宅の跡地、人々の生活の痕跡が今でもダムの湖底に沈んでいるのです。
この時期ならではの御母衣の景色を眺めながら、記念に一枚写真を撮らせていただきました。
釣り場までは雪のある斜面をしばらく歩かなければいけないのですが、これが結構大変なのです。
朝一はいつも通りミノーで表層から、その後スプーンで表層〜中層を探ってみて、ジギングにシフトしたところでお客様にヒット!
ブルーバックの美しいシラメ(岐阜地方で小型のサクラマス・サツキマスを指す方言)をキャッチ。

その後反応が薄くなったので、午前中に釣果がよく出ていたエリアへ場所を大きく移動。
(再び雪上をたくさん歩いて頂いて本当にありがとうございました)
移動先で終了間際にスプーンにヒットがありましたが、痛恨のバラシで終了となりました。
スクール7日目
7日目の参加者は富山県からお越しの常連のM様。
プルーラをメインにしたボトム攻略の釣りが得意な方です。
ヤマメ圏にお住まいの方なので、以前より「アマゴが釣ってみたい」とお話をされていたところ、朝一のミノーイングで早々に小型のサツキマスがヒット。(ヒットルアーはO.S.P/ASURA II925F黒金サイトスペシャル)
釣った直後はわからなかったのですが、ブルーバックが徐々に冷めていくと朱点があることに気づきました。
御母衣湖はヤマメとアマゴが混生する地域なので、どちらも釣ることが可能なのも魅力の一つですね。
比率としては(感覚的に)ヤマメ:アマゴ=2:1程度といったイメージです。
お客様もアマゴ記念日になった、と喜んでいただけました。

その後、近くで竿を出していた私にもミノーで良型がヒット!46cmの陸封サクラマスが釣れました。
この魚を実際に見て、触れて、これからも御母衣湖に通うエネルギーに変えていただければ僕も嬉しいです。
少し前にも漁協のホームページに46cmの釣果が掲載されていたようですし、当日に別の方が45cm程のサクラマスを釣られてたとお聞きしているので、今年はサイズもなかなか良さそうですね!

その後、場所を大きく移動した先でプチ時合に遭遇したものの、掛りが浅くキャッチには繋がらず。
スクール終了となりました。
大型の魚も動き出して、ハイシーズンの御母衣湖。今シーズンも余すことなく御母衣湖の釣りを楽しみましょう!
今週はこんなところで。ではまた!

小さな釣具屋モノクローム(Fishing Gear Monochrome)
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