遠征2日目
1日目からずっと降り続いていた雨足がどんどん強くなる。
夜中には途中寝られないほど、雨が降っていた。
翌日の河川状況は期待値薄め。
それでも念の為、朝は河川の様子を見に行ったけれど濁々とした流れの前に立ち尽くす。
「今日はオフだな、、、」と割り切って明日以降の作戦を練ることにした。
各地の河川状況をネットで確認しながらスケジュールを立ててみるけれど、今年の長く続いた秋雨は全国各地同様でどこも厳しい状況だった。
昨日は山と川ばかり歩いてロクな飯を食べていないので、今日は休みながらしっかりした食事を取りたかった。
小さなログハウスで営まれる可愛らしい洋食屋さんにお邪魔して南瓜のグラタンとハーブチキンソテーを注文。
身体に染み渡る感じがした。
オーナーの女性は渓流釣りもお好きなようでお店にはトラウトに纏わるインテリアが多かった。
そしてオーナーさんの父親が郡上出身らしく、僕の話をしばし懐かしんで聞いている。



食事の後は早めに温泉に入って、早めの就寝。
嫁さんのワンボックスカーを借りてきたので車内が広く、とっても快適だ。
遠征最終日。
河川状況を確認してみると劇的な回復をしていた。
正直釣りが出来ない覚悟でいたけれど、これならなんとか釣りが出来そうだ。
最終日もとにかく悔いが残らないように足で稼ぐ。
午前中にいい魚を発見し、タイミングを見ながら何度かルアーを通したが、ファールフックで掛かってしまった為、早々とリリース。
その後しばらくはチャンスが遠のいたが、最後の最後で再びチャンスが訪れた。
魚に警戒されないよう遡行していると、目星をつけた浅瀬に真っ赤な雄が鎮座している。
少し様子見でルアーを打ってみるとルアーに驚いて逃げる素振りもない。
比較的フレッシュでスレていない個体のようだ。
もう一尾、一回り小さな雄がウロウロしているが、こちらのオスはルアーが着水するだけですっ飛んで逃げていく。
おそらく何人ものアングラーに狙われていた個体だ。
帰りの時間も計算すると、これが今季のラストチャンスだけれどその時をじっと待つ。
何度か静かな攻防を繰り返しているうちに、最大のチャンスがやってきた。
夕暮れ時になり、時間的にもラストチャンスかもしれない。
ここぞのタイミングでルアーを送り込むとグンっとルアーが止まる。
次の瞬間、ド派手なヘッドシェイクをかましながら必死の抵抗を見せている。
初日よりもライトなタックルだったこともあって、取り込みまでは一苦労だったけれど浅瀬まで誘導してようやく決着がついた。

これぞ山の神、といっても過言ではない鮮やかな真紅のボディを纏ったヤマメは大台の60cm。
とめどない高揚感が、この旅の苦労を一気に吹き飛ばした。
このままここでずっと眺めていたいほど美しい。
こんな魚がこの世の中に居るんだな、、、とつくづく思う。そしてこんな魚を育む日本の自然もまだまだ捨てたもんじゃない。


これにて今季の秋鱒行脚は終了、みなさんは今シーズン如何でしたでしょうか?
2026年の釣果投稿も年内中は受付しておりますので、皆さんの素敵な釣果も是非ご投稿ください。
そしてタキガヒラのトラウトオフシーズン中はサーフのフラットフィッシュへと切り替わります。
セカンドステージとして冬季釣り場やC&R河川への遠征もいいでしょう。
ひとまず、今シーズンも大変お疲れ様でした!

■タックルデータ
ROD:CASKET Revolution RB551MS(VEZEL GRIP)
REEL: DAIWA 22EXIST LT2000S-H
LURE:Monochrome 60XHS(8.5g)
NET:Monochrome cloud’9 カーブ 内径35cm

小さな釣具屋モノクローム(Fishing Gear Monochrome)
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