4月に入ってハイシーズン後半に差し掛かった御母衣湖。
今回は県内から2名のお客様が参加されました。
お客様は会社の同僚で、普段は渓流・本流(サクラマス・サツキマス)・湖とトラウト専門で様々なフィールドで釣りをされているとの事でした。
以前からレイクショアジギングに興味があり、動画等を参考にしながら少しだけトライした事があったものの感覚が掴めないということで参加をされました。
この日の水位は約732mでしたが、このブログを更新している4/4時点では水位約731mと若干減水したようです。
水位的に釣りしやすいのはあと5m程上昇しても釣り可能なので、水位737m程度までかなと思っています。
今回は水位や状況を考慮してポイントを変更。今年初めて入るポイントへ行ってみました。
広大な御母衣湖のロケーションにお客様も感動しながら、広大なポイントを3人でランガン。
ポイント案内も兼ねてスクーリングさせて頂きました。
朝イチはミノーイングをしましたが魚の反応は無く、早めにジギングのレクチャーを始めました。
いつものようにボトムの取り方から初めて、根掛かり回避のコツなども説明させて頂きました。
一日シャクっても疲れない程度の力で、柔らかく軽快に操作するためのコツをお伝えしてあとはひたすら練習。そしてチャンスタイムを待ちます。
途中ウグイのヒットはあるのですが、トラウトの反応は少なめ。
今年は3/1から釣り可能であったことや、御母衣湖に訪れる釣り人も年々増加傾向となっている事もあって、トラウトたちはかなりスレている様子です。
以前はスレてくるとショートバイトが多発して、それを何とか掛けようとあの手この手で試していましたが、今年の場合はすでにルアーに触らない、追尾も非常に少ない状況です。
魚がいないのでは?と感じる程ですが魚は近くにちゃんと居ますよ。御母衣湖でこれほどスレているのは僕は経験がありません。
天候は好天で安定し、水位も良く条件的には最高だったのですが、解禁から1か月以上の期間、ルアーを御母衣湖にキープキャストしてきた釣り人達。釣り人が魚を教育してしまったようです(笑)
ちなみにこの魚のスレ具合から考察して、湖のトラウトの回遊範囲は我々が思っているよりも狭いと予想しています。
魚の入れ替わりがあまりないからより早く魚がスレてくるわけですからね。
なるべく魚のスレていなさそうなエリアを選定しましたが、こちらもバイトがあってもなかなか掛かり切らない状況でした。
実績の高いワンドで数回のバイトがありましたが、浅掛かりのバイトでキャッチには至りません。
その後、反応が遠のいたので一旦お昼休憩を挟んで午後に備えることにしました。
お客様が美味しいコーヒー豆を持ってきてくださったので、もつ鍋を食べたあとは優雅にコーヒータイム。
実はコーヒーが大好物な私。大自然の中で頂くコーヒーは特別に美味しいですね。
素敵なコーヒーを淹れてくださったお客様、有難うございました。
午後からはテンポ早めにランガンして活性の高い魚を探しながらかなり広い範囲を釣り歩きました。
スロープ状に駆け上がるポイントで待望のヒット!ようやく銀色の魚体をようやく拝むことが出来ました!おめでとうございます!
さらに連続ヒットでもう一尾追加して、綺麗なトラウトの写真を収めることが出来ました。
花梨瘤青白×バーガンディのクレモナネットのランディングネットがかっこいいですね。
私が好きな色の組み合わせです(笑)
ちなみにこちらのジャックガウディは私が塗装したもの。グリーンゴールド以外にも、ワカサギカラーやブルーシルバー、スモーキーブラックなどその時思いついたカラーを吹いています。
この後もう一人のお客様にニゴイのヒットもありました。今年は例年より早い段階からウグイも釣れていましたが、ついにニゴイまで…。
桜の開花がGW頃の御母衣湖ですが今年はすでに桜が開花しており、見頃を迎えています。
水中も半月ほど季節の進行が速い感じがしますので、御母衣湖ハイシーズンもラストスパートといったところですね。
水深5m前後のシャローエリアにも行ってみましたが本日は不発。魚が入っていれば釣りやすいエリアなので、浅くても狙う価値があります。
この日もお客様と釣りの話、魚の話、仕事の話などなどたくさんお話しさせて頂きました。
いつもお客様に楽しんで頂きながらスクールを行いたいと考えていますが、私自身も毎回とても楽しくて一日があっという間に過ぎていきます。
今回も残業して最後までやり切ってみましたが追加の釣果は得らずスクールは終了。お客様はまた御母衣湖に挑戦しに来ますと言って下さいました。
最後までロッドを振り切ってくださったお客様にも感謝感謝です!
さてさて、次回のスクールが今季最後となります。次回の記事も是非チェックしてみてくださいね!
今日はこんなところで!おわり!
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