Monochromeの白(パール)

HANDMADE LURE

これまでハンドメイドルアーを製作する際、ボディ側面にはパール色というのは塗りませんでしたが、ここ最近はパール色の有効性を実感したこともあり試行錯誤を繰り返していました。

パール色を塗らなかった最大の理由は、パールを吹くことで下地のアルミホイルの鱗目が塗りつぶされてしまい、なんだか味気ない仕上がりになってしまう事。

(ハンドメイドルアーはやっぱりピッカピカのアルミホイルが一番好きなのです)

その為、多くのハンドメイドルアーはボディ側面にパールを塗装する場合、そもそもアルミなどは貼らず下地に直接パール顔料を塗装するわけです。

ですが、製作者としてはアルミホイル特有のシャープな鱗目が一番美しいと感じる部分なので、アルミホイルを貼った上でパールを再現してみました。

モノクロームオリジナルの塗装技術により、しっかりと鱗目の質感を残しながらパール特有の柔らかいフラッシングを再現。

うっすらと透けるようなパール塗装は何かを参考に得たものではなく、自身で編み出したタキガヒラの力作カラーリングです。

カスケットリクエストカラーの白公魚。鱗目の質感を残しながら、パール特有の柔らかいフラッシングを実現しました。
もちろんホットショットの技法を守り、エラの赤いスリットも再現します。
こちらもカスケットリクエストカラー「若鮎(スポットOB)」。グリーンティの様な渋味のあるカラーをイメージしています。

さて、皆さんはルアーのカラーバリエーションの重要度はどの程度とお考えでしょうか?

「魚を釣る」までのプロセスとして、魚の居る川に行く、魚の居る時期に合わせる、魚の居るポイントに行く、魚の居る流れを見つける、魚の反応するルアーやレンジやスピードを見つける、、、など多くのファクターが合致した時にお目当ての魚がヒットするわけです。

その中でルアーのカラーリングというものがどの程度重要な要素なのかを測ることは自然界で条件のバラついたネイティブトラウトにおいては難しい検証でしょう。

しかしこれを測るにあたって、いくつか条件を固定してカラーリングがどのように釣果に影響を与えるのか検証を続けています。

(話すと膨大な文章になりかねないので今日のところは割愛しましょう汗)

でも結論だけ言ってしまえばカラーリングは釣果を大きく左右するファクターであることは間違いありません。

今後も現場検証を繰り返して得た知見をもとにルアーの開発を進めます。


小さな釣具屋モノクローム(Fishing Gear Monochrome)

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