今回は久しぶりに過去の僕の釣りを振り返る「過去ログ話」。
過去ログ記事はこれでNO,9ですが、まだまだ紹介出来ていない過去ログがあるので定期的に紹介していきたいと思います。
さて今回は僕が「最も」と言っても過言では無いほど没頭した本流のサクラマスゲームの過去ログです。
当時まだ青年だった(笑)、タキガヒラが初めて本流のサクラマスに出会ったのは、忘れもしない2015年5月17日。
サクラマスを始めたタイミングで本流釣りを学ぶようになったので、本流のキャリアは2025年現在で11年目になりました。
2014年までは御母衣ダムを中心とした湖の釣りにハマり込んでいた青年タキガヒラが、師匠の和田幾太郎氏に出会ったことで足を運ぶようになった富山県庄川のサクラマス。
当初は幾太郎さんがもの凄いペースでサクラマスを釣ってくるもんだから、僕自身も「釣れるだろう、、、」なんて甘く考えてしまって痛い目を見ました。(汗)
でもね、毎回幾太郎さんちに泊まらせてもらって釣行をしていたのですが、行く前には必ず幾太郎さんが「釣れますように」ってお願いしながら握ってくれたおにぎりがテーブルに置いてあるんですよ。
そんな暖かい師匠からのサポートを受けてもなお、毎週のように何もない日々が続いて心が折れそうになった漁期後半戦の5月中旬。
それでも最初の一匹は必ず自作のバルサミノーで釣りたいと思って、壊れたミノーを何度も修理しながら必死でキャストを続けて何とか掴み取った僕の初めてのサクラマス。
この時釣った自作の90MDは今も大切に保管しています。


あの時のヒットの瞬間、ランディング、そして仲間に連絡して駆け寄ってもらった時の記憶は、僕の長い釣り人生の中でも鮮明に残り続けています。
サクラマスを釣った後、幾太郎さんに歓喜の電話。
そしてギジーでもお馴染みの飛田俊一郎氏と、いつも僕に手料理を振る舞ってくれる山崎さんが駆けつけてくれました。
先輩方は自分のことのように喜んでくれて、皆で喜ぶことができる魚であることも知りました。
サクラマスを通して、人と人が繋がっていくこともまたこの釣りの魅力なのだと思います。
そしてタキガヒラ青年は少しばかりコツを掴んだのか、翌週の2015年5月23日にもサクラマスがヒット。
この時手にしたサクラマスはオスの58cm。この時に先輩からサクラマスの大半はメスで、オスの割合は1割程度なのだと教えてもらったのです。
通常、サクラマスのヒレは黒っぽいことが多いのですが、このサクラマスは鰭が赤いサクラマスだったので印象深い魚でした。
この頃からすでにサクラマス用に110mmサイズを試作していたことも写真から分かりますね。


九頭竜川や神通川、最近では秋田遠征もするようになった僕ですが、やっぱり庄川でサクラマスを狙うのが一番好きなのだと11年目にして再確認しています。
ローカルアングラーが皆優しくて、仲良くしてくださる方ばかりです。魚の魅力だけでなく、このフィールドでサクラマスを追い求める者同士の素晴らしい関係性に惚れ込んでいるのだと思います。
最近では庄川のローカルアングラーが長良川に遠征してくれるようになったことも僕にとっては嬉しい出来事でした。
これからもサクラマスを通して出会った皆さまと、末長くお付き合いいただけると嬉しいのであります。
今回はこんなところで!ではまた!

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