過去ログ11(2016/9/17)

FISHING REPORT

本日も前回に引き続き、タキガヒラの過去の釣行を振り返る過去ログシリーズNO.11。

トラウトアングラーを魅了する婚姻色を纏った大鱒、通称秋鱒を狙い始めた頃に運よくキャッチできたフレッシュランの大型個体のお話です。

あの日からもう10年ほどが経過していますが、今でも鮮明に覚えている僕のメモリアルなアマゴ。

その日は朝からあちこちをウロウロしていたけれど思ったように反応が得られず、半分諦め掛けたお昼過ぎのことでした。

先ほどまで先行者がいたから入れなかったポイントでしたが、空いたのでしばらくキャストをしていたら30後半ほどのまだ銀色のアマゴが駆け上がりでヒットした。

写真を撮ろうとしたら、フックが外れて逃走してしまったので釣りを再開すると、おそらくフレッシュランの個体がそのプールに固まって遡上していたのでしょう。

ボトムをドリフトさせたシンキングミノーを急にルアーをひったくっていったのが写真の大アマゴでした。

魚がミノーを咥えようと翻った瞬間、水中が紅く、電光石火のように瞬時に色づいた光景は今でも忘れられません。

当時は渓流用のリールにPE0.3号を巻いていたので、リーダーだけ2号くらいにしたライトタックルだったのだけど、水深のあるプールでヒットしたことや、ルアーをバックリ丸呑みにしたこともあって無事にキャッチ。

測定すると52cmあったので、当時の僕としては嬉しくて震えるような体験でした。

まるで雲に映る夕焼けのような淡いピンクともオレンジとも言えない婚姻色を纏ったアマゴを「今日一日ここでずっと眺めていたいな」と思うほどでした。

あれから変わらず秋になると秋鱒を追い求めている僕ですが、これほど美しい婚姻色の鱒にはまだ出会えていません。

でも秋鱒って個体によって個性があってそこも好きですけどね。
またいつかこんな魚に会えるのを夢見て、ミノーを削るとします!

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