過去ログシリーズでは私が過去の釣行を、今の目線で解説しながら振り返るという企画です。
今回は長野県犀川が舞台の過去ログ、ぜひご覧ください。
犀川漁協と犀川殖産漁協
トラウトのオフシーズンになって暫くすると、トラウトが恋しくなり痺れを切らしてC&R(キャッチ&リリース)制度を設けた冬季釣り場へ足を運ぶ方も多いでしょう。
この辺りで有名な冬季釣り場といえば長野県・犀川殖産漁協管内の犀川本流ですが、オフシーズンにも釣りができる河川ということで全国各地からの釣り人も多く人気と注目を浴びている犀川。
犀川全体が冬季釣り場というわけではなく、平ダムを境界として、平ダムより上流が犀川漁協(漁期2/16〜9/30)、平ダムより下流が犀川殖産漁協(漁期は周年 ※但し支流は禁漁期間あり)です。
上流エリアに位置する犀川漁協管内は梓川・奈良井川・高瀬川・穂高川などの支流が合流することで犀川になっていくエリアで、規模の大きい本流から無数に枝分かれする支流でも大型トラウトが狙える本州でも貴重なフィールドだと思います。
ニジマスやブラウントラウトをターゲットとするのであれば、そのポテンシャルはNZ(ニュージーランド)にも匹敵するものがあると思っています。
私はより野生味のある綺麗な魚が釣りたいこともあって、ニジマスの稚魚放流による質の高い綺麗なニジマスが釣れる犀川漁協エリアが特に好きです。
今回の過去ログはそんな私が愛するフィールドの一つ、犀川漁協管内の解禁日(2020/2/16)の釣行を振り返ってみました。
もちろんオフシーズンの犀川殖産漁協も皆さんに是非行ってみてほしいフィールドですので、オフも充実させていきたいですね。
2020/2/16 犀川解禁日
2017年から犀川の解禁日に通い始めましたが、釣りはもちろん、安曇野市内在住の釣友平林氏に会うために解禁日に駆けつけるのが恒例となっていました。
この時も飛騨の釣友、大森さんと合流して解禁日を一緒に迎え、遠方の我々の為に平林氏から河川の事前情報を頂いていたお陰でポイントに目星をつける事ができました。
夜明けとともに河原へは一番乗り。
…しましたが、その後続々と釣り人が現れて明るくなった頃には賑やかになっておりました。
目星をつけたポイントには左岸に4人、右岸に5人ほどの釣り人。流石は解禁日!
川を見た感じ僕たちのいる左岸側が魚へのアプローチには有利、しかも魚が食いそうな流れの部分に入ることができました。
まずは足下付近の駆け上がりを偵察するとまだ暗いのに一投目からヒット!良いサイズだったものの痛恨のフックアウト…。
ですが期待値高めのポイントだけあって、魚が溜まっておりその後も好反応!
気を取り直して大森さんと二人で流していくと、ニジマス、ホウライマス、ブラウン、イワナの4種目を達成し、午前9時頃までには良型の数釣りが楽しめました。
その後、ポイントを移動しようか迷いましたが、最後にもうひと流し!をしてみたところ、今日一番の魚がヒット!
7cmのシンキングミノーに細めの#8フックだったので、ランディング時にフックがバキバキに折られましたが、無事73cm、4.23kgのブラウンが釣れました。
ちなみにフロントフックがバキバキになりすぎてフックが全部折れて軸だけになってました(笑)
低水温期ということもあるかもしれませんが、犀川の魚は全体的に小型のミノーへの反応が良い傾向が強く、本流であっても6〜7cm程度のものが良いと感じています。
この日も8cmクラスのミノーを試しましたが、無反応だったと記憶しています。
解禁日ということもあって魚の反応も素直なので、より目立つチャート系のカラーへの反応が強かったです。
犀川漁協、犀川殖産漁協管内へ釣行の際には小型のミノープラグ、特に低水温期なのでボトムトレースできるヘビーシンキングを多用しますので今後犀川へ釣行される際には参考までに。
その後もすでに数名の釣り人が流していたところを釣っていくと、日中で水温が上昇した影響で人の流した後にも関わらずヒットが多発しました。
厳寒期の釣りは場所だけでなく、時間帯も重要だということですね。
お昼頃には徐々にサイズダウンしてきた為、早上がりして大森さんと蕎麦と温泉を楽しんで帰路に着いたのでした。
また大好きな犀川にも釣行したいと思っています。
話が長くなりましたが、今日はこんなところで!
ではまた!
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