同じ東海地区のはずなのに、遠い遠い静岡伊豆から大石惣一がやってきた。新幹線などを使いながら片道ざっと5時間弱。惣くんも郡上の高鷲がこんなに田舎だとは思っていなかったようだ。笑
もう桜の花が咲きかけているという伊豆から、桜が咲くのはGW頃という郡上市高鷲町に来た惣くんの心境は一体どんなものなんだろうか。
そしてここ数日暖かくなって3m程あった積雪も徐々に解け出していた頃に、まさかドンピシャのタイミングの大寒波。泣
凄まじい吹雪で道中行く手を阻まれるも、雪国らしい体験が出来たと言い聞かせて執念でロッドを振った僕達にはご褒美が頂けるのでありました。
岐阜に来るのも初めて、湖でトラウトを釣るのも初めてということで僕も何とか釣って欲しいと願っていた中でのこの寒波はさすがにメンタルに堪えました。
朝6時頃から開始して、1時間程僕のミノーを投げてもらってあーだこーだ言い合いながらミノーの話。こういう話が出来る同年代は少ないのでつい時間を忘れてしまう。
惣くんはレイクショアジギングをしたいとの事でしたので、スプーニングの後はひたすらジャックガウディでレイクショアジギングを、と思い8時頃からのジギングスタート。
最初の1~2投目、僕が説明しながらやっていると少し太陽が覗いて、「このタイミング食いそうだねぇ」といっている所にヒット。
41㎝のコロコロに太ったイワナをランディングできました。
なかなかこう上手く手本を見せることは出来ないのでかなり運が良かったわけですが、極寒期での「太陽光」の大切さを理解してもらえました。
惣くんにはアクションの入力が小さくても動きの出やすいジャックのDS(16g)をとりあえずセット。シャクるリズムを探り探り…。
そして「その時」は意外に早く来てしまったわけです。
隣で「ヒット!」と叫んだ惣くんのロッドを曲げていたのは陸封サクラマス43㎝。
ランディングした後、あまりの嬉しさにがっつり握手。僕もこんなに早く肩の荷が降りるとは…。めでたしめでたし。
40㎝クラスの魚を並べて撮影するのは湖といえど簡単ではありません。そして一番求めていた40オーバーのヤマメをササッと釣ってしまうところが憎い!笑
このヤマメ・シラメとは明らかに異なる風格を持つ陸封サクラマス。こんな一匹を求めて毎週、毎週、湖に通うのです。
雪化粧した景色の中、白い息を吐きながら静かな湖を眺めるだけでもそれはそれは気持ちのいい釣りなわけです。おまけにこんなの釣れたら…。湖に行きたくなりませんか?
その後、雪は止む事無く深深と雪が積もっていく中、惣くんは2匹のシラメを追加。昼ごはんを食べて鋭気を養うも、天気は回復せず時間となりました。
二日目はあまり釣りすることも出来ずほとんど幾太郎さんのお店で話しながら飛騨牛を食べて、白川郷をちょっと見て…。そんな感じでゆるりと終了。
こんな雪深いなか付き合ってくれた親友に感謝。二日間では時間が足りないほど釣りと魚とルアーの事だけを話しました。
あ、あとはウチの父からマタギとキノコの話も熱心に聞いていた。
二日間好きなことだけを考えて、好きなことだけを話して、好きなことだけをやれたのではないでしょうか。これからも是非釣りに来て欲しいなぁ。
さてさて、久しぶりの過去ログ投稿でした!
次回は御母衣湖レイクフィッシングスクールの動画などを更新していきたいと思います。是非チェックしてみてください。
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