昨年(2024年)の御母衣湖レイクフィッシングスクールの釣果をまとめてみました。2025年以降のスクール参加をご検討されている方の参考になればと思います。
2024シーズンダイジェスト(YouTube)
細かい説明は後に記載していますので、まずは動画にて御母衣湖でのスクールの雰囲気やヒットシーンなどをご覧ください。
参加者の釣果まとめ
2024年のスクールは3/3〜4/20までの約一カ月半ほどの期間で開催させて頂きました。
今回も昨年に引き続き、想定以上のお問い合わせをいただき大変感謝致します。
2024年は延べ開催日数12日間、延べ人数23名の方々が参加されました。
2024年は3月のハイシーズンに長期的な減水をするという、御母衣湖では稀な水位変動が悪影響し、3月中の釣果が特に厳しいシーズンでした。
4月以降は順調に水位が回復したため釣果は好調で、毎週釣果がありました。
シーズン全体でのスクール参加者(延べ23名)の釣獲数は11尾(1人当たり平均0.48尾)という大変厳しい結果となりました。
(ちなみに前年の釣果は1人当たり平均1.13尾でした。昨年の実績はこちらからご確認ください。)
お客様の釣果データ(トラウトに限る)としては
30cm未満…3尾、 30〜34cm…1尾、 35〜39cm…5尾、 40〜44cm…1尾、45〜49cm…0尾、50c以上…1尾
となり魚種ごとの内訳は以下の通りとなりました。
1人当たりの釣果平均は0.48尾となりましたが、参加者23名のうちトラウトの釣果があったのが9名でした。つまり約39%の方に釣果があり、残りの61%の方には釣果が無かったということになります。
(前年の実績では釣果がある方と無い方が概ね半々でした。)
もちろんノーキャッチの場合でもバイトやバラしなどがあったケースが多いのですが、
湖の釣りに慣れている上級者の方でも渋い日にはなんともならないことが普通にある、これが湖の釣りです。
この点はご参加にあたってご理解を頂きますようお願いいたします。私もお客様が一日楽しくお過ごしできるよう解説だけでなく、お昼ご飯を作ったりコーヒーを淹れたりと精一杯のサポートを致します。
ダム湖での釣りは簡単とは言いませんが、それ故に価値の高い大きなサイズのトラウトを狙うことができます。
河川で40cmクラスのヤマメやイワナを釣ることは至難であっても、湖で狙えばより高確率で再現性も高いということも事実です。
実際にスクール参加後にダム湖に通ったお客様には、良型を釣られて報告を頂いた方も多く、写真なども頂きました。
釣れる魚のサイズやコンディションの良さ、高いゲーム性を持つ魅力的な止水の釣りですが、川のような流れの無い釣りに対して抵抗がある方も多いと思います。
本スクールではお客様が重いと感じている最初の扉を出来るだけ軽く、楽しく湖での釣りを始められるように要点を押さえながら必要最低限のルアーの種類と使い方を説明し、御母衣湖での釣りを体験頂ければと思います。
滝ヶ平の釣果まとめ
スクールでは解説タイムと実釣タイムを交互に取りながらスクーリングを進めていきますが、実釣タイムの間、私もお客様の隣で竿を出させて頂いています。
これは魚の反応を見ながらポイントを移動するタイミングを図ったり、反応次第では使用するルアーをこちらから提案することもあるからです。
湖の釣りでは魚の反応が日を追うごとに変化していきます。特に釣り人からのプレッシャーが強くかかり出すシーズン中盤ではスレが生じて「魚が居るのに食わない」という状況も出てきます。
お客様の貴重な1日ですので、できる限り釣果に結びつくように状況把握をしていると思っていただければ幸いです。
12日間開催されたスクールで、もちろん私もボウズで終了する日もありますが、総計6尾の釣果がありました。
サイズとしては例年よりもやや小さい事とイワナの釣果が少ないことが印象的でした。これは餌となるワカサギが少ないことが影響していると考えています。
来年の参加を検討される方へ
2024シーズンも引き続きスクールの開催を予定しています。スクールの詳細については2月頃公開予定です。
2025年は土日だけでなく、平日もスクールを開催する予定ですので、これまでスケジュールが合わなかったお客様もご参加いただけるようになります。
平日も開放することで、万が一御母衣湖の天候が悪い場合や水況が厳しい場合(濁りが強いなど)にスクールの日程を変更しやすくなるメリットがあります。
御母衣湖は減水期に強く濁るため、特に3月上旬は濁りによる影響を受ける場合がありますので、予めご了承ください。
御母衣湖の水位状況は下記リンク↓から確認できますが、解禁前にはダム湖の様子を偵察して当ブログにて公開する予定です。
また、御母衣湖で釣りするために必要な遊漁券を現場でも購入できるように取扱いも開始しました。(取扱店名:小さな釣具屋モノクローム)
1日あたりの定員は原則2名です。ただし、団体(お仲間)で申し込みの場合は参加者全員の承諾があれば1日あたり3名まで対応致します。
(船の乗合と同じように個別の申し込みの場合は初対面の方とスクールを実施することもあります)
平日のスクールについては昨年同様、2名以上の申し込みであればお受けする予定です。
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