3/4御母衣湖レイクフィッシングスクール初日

FISHING SCHOOL

御母衣湖レイクフィッシングスクール初日でした。

本日のお客様は新潟県からお越しになられました。お話を伺ってみると、地元にあるダム湖で大イワナを釣るためにジギングの習得をしたいとのことでした。

渓流や本流釣りの経験が十分にあるお客様でしたので、スクーリングの内容はボトムの取り方や地形把握のコツ、メタルジグのしゃくり方のコツなどをメインにお話しして、その後はひたすら実釣をしていただきました。

また、お客様はお若いのにハンドメイドルアーも綺麗に作られる方で、モノクロームの試投やハンドメイドルアー談義にも花が咲き、大変楽しい時間を過ごすことが出来ました。

それでは本日の状況をお伝えしていきたいと思います。

本日のダム湖の水況は水位720m

解禁日から3日間で1mの減水で、水位は安定しているのですが、解禁日同様に魚の反応は少なく厳しい状態が続いています。

水色もやや笹濁りでしたが釣れそうな色です。午後からは風がかなり強くなり、濁りが入りました。

お客様は普段からトラウトフィッシングをされているだけあって、しゃくり方のコツもすぐに覚えられ、いつヒットしてもおかしくない状況でしたが、如何せん魚からの反応が渋く苦戦を強いられました。

そんな中でもお客様は3バイト1バラシと反応があり、キャッチには至らずでしたが、夕方の延長戦まできっちりとやり切ってみえました。

1バラシはしゃくり始めて6回程のところでヒット、魚信を感じたところでフックアウトしてしまったとのことです。

3バイト中2バイトがフォール中との事で、メタルジグの場合はフォール中のバイトはキャッチ率が低く、魚の活性が低いときに多発する傾向があります。

メタルジグはフックが頭側に付いているので、フォール中はフックの位置が悪く、針掛かりがしにくいのです。

(私にも1バイトありましたが、同じくフォール中で針掛かりしませんでした。)

フォール時のバイト対応策としてはフックを細軸を使うようにしていますが、細軸フックを使ってもキャッチできる確率は20~25%ほどです。(ちなみにフックはオーナー社サクラマススペシャル11号を使用)

現在の御母衣湖は水位が微減している状況ですが、例年は徐々に水位が上昇するタイミングでBWに魚が入ってくることが多いので、これからの好転に期待ですね。

ちなみに漁協監視員の情報によると、今日は40㎝弱のサクラマスが一尾上がっているとの事でした。

厳しい状況でしたが、お昼休憩にお出ししたスープにも喜んで頂けて、釣果へ繋げることは叶いませんでしたが一生懸命当スクールにご参加いただいたお客様にも心から感謝いたします!

ぜひ、地元のダム湖でも本日習得したレイクショアジギングをお試しくださいませ!本日は大変有難うございました!

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